構築事例
毎日届く大量のメールを種類や優先度などで整理・仕分けする作業を自動化しました。
問い合わせ・注文・請求など、メールの種類を問わず「届いたメールを内容で仕分けて管理する」業務に応用できます。
受信メールの分類・要約・記録まで
| お客様 | 複数の取引先・関係者からのメール対応を担っている個人事業主 |
|---|---|
| 対象業務 | Gmailで受信するメールの内容確認・仕分けと、対応優先度の判断 |
| 導入前の運用 | 毎日、担当者が受信メールを1件ずつ開いて内容を確認し、用件と優先度を判断して手作業で整理 |
| 構築したシステム | 受信メールを差出人ルールとAI判定の2段階で自動分類 → AIによる要約・振り分け先・優先度・返信期限の推定をGoogleスプレッドシートの一覧表へ自動記録 → 添付ファイルはGoogleドライブへ自動保存し、一覧表へリンクを記録 |
導入前は、毎日届くメールを1件ずつ開き、どの用件か、急ぎかどうかをその場で判断していました。
メールは1日約50通届くため、確認と仕分けだけで時間がかかり、対応の抜け漏れや優先度の判断ミスが起きやすい状態でした。
受信メールの取得から一覧表への記録まで、次の6ステップで処理するシステムを構築しました。
Gmailの受信メールを自動取得する
差出人の一覧表で確実に判定できるメールを、AIを使わずに分類する
ルールで判定できないメールは、AIが件名・本文・差出人から振り分け先を判定する
AIがメールの要約・優先度・返信期限の目安をあわせて推定する
添付ファイルがあればGoogleドライブへ自動保存する
分類結果と添付ファイルのリンクをGoogleスプレッドシートの一覧表へ自動記録する
使用技術
差出人ルールで確定できるメールはAIに送らず、そのまま分類します。AIの利用を「ルールに書き切れない曖昧なメール」だけに絞ることで、処理速度とAI利用料を抑えながら、判定の難しいメールには内容を読んだ判定を行う構成にしました。
AIの判定結果と人の最終判断に差があった場合、その差分を「学習候補」として自動で記録するようにしました。溜まった差分をもとに差出人ルールとAIへの指示を調整し、運用しながら判定の精度を上げていける作りです。
本番のメールボックスを使わない試験モードで分類の動作を検証してから、運用を開始する手順にしました。また、処理済みのメールはIDで管理し、同じメールが一覧表へ二重に記録されない作りにしています。
似たような作業にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
ご相談・お問い合わせ今回のシステムは、「届いたメールをルールとAIの2段階で判定し、要約・振り分け先・優先度を一覧表へ記録する」という構成です。判定のもとになる情報が文面にある業務であれば、同じ構成を応用できる可能性があります。
いずれも、いまお使いのGmailやスプレッドシートの構成に合わせて設計します。
この事例と同じ規模のシステムの参考価格です。お使いのツールや環境、細かい設計によって変わるため、内容を伺ったうえでお見積もりします。
継続的にさまざまな業務を自動化したい場合は、「AI業務自動化 月額支援プラン」(月額5万円〜・税別)でお手伝いします。料金プランを見る
メールの原本はお客様のGmailに保管したまま処理し、外部のストレージへ複製しません。AIによる判定時には、判定に必要な範囲のデータ(件名・本文・差出人の情報)をGemini APIへ送信します。
本番運用では法人向け設定のGemini APIを利用しており、この条件ではプロンプトと応答がAIの学習(製品改善)に使われない規約になっています。なお、不正利用対策のためログが一定期間保存される場合があります。
Gmailのフィルタ機能は、差出人や件名の条件に一致したメールを振り分けます。今回のシステムでも、条件で確実に判定できるメールは同じようにルールで処理します。異なるのは、ルールに書き切れない曖昧なメールをAIが内容から判定する点と、要約・優先度・返信期限の目安まで一覧表に記録して対応状況を把握できる点です。
AIの判定結果と人の最終判断に差があった場合、その差分は「学習候補」として自動で蓄積され、分類ルールの調整に利用できるようにしています。誤った振り分けに気づいた場合は、判定ルールとAIへの指示を調整して対応します(「AI業務自動化 月額支援プラン」では支援の範囲に含みます)。
内容を拝見して、原則24時間以内にメールでご返信し、確認したい点や今後の進め方をご案内します。オンラインでのご相談をご希望の場合は、お知らせください。こちらから営業のお電話をすることはありません。